加齢黄斑変性症の進行を遅らせるために適度な運動が良い

黄斑変性症は文字通り黄斑部の神経細胞が変性してしまう病気ですが、具体的にどのようなメカニズムで病状が進行していくかというと、黄斑部から新生血管が伸びていくことで正常な目の機能を妨害したり視神経を傷つけてしまったりするわけです。

 

そのため、血流をよりよく保つことは黄斑変性症の病状の悪化を抑えるために重要なポイントとなります。そして、そのための手軽で確実な方法に適度な有酸素運動があります。

 

有酸素運動とは皆さんご存じの通り、ウォーキングやジョギングなどに代表される、酸素を取り込みながら主なエネルギー源として脂質を使い長時間継続する運動のことです。

 

有酸素運動は長時間にわたって全身の血流が促進された状態が続くため、末梢の血流障害・冷え性などの改善に非常に効果的です。

 

そして、同じ理由で黄斑変性症の進行を抑えるにも有効なのです。目や視神経を栄養する血管は非常に細かい毛細血管であり、黄斑変性症にならなくても血流量が不足しがちな部位です。

 

しかし有酸素運動を行えば少なくとも運動中は血流が回復しますし、習慣化すれば血の流れが良くなって普段から血流量が改善されることになります。

 

末梢血流量の改善にはある程度の時間、運動を継続できなければなりません。ですから強度を高める必要はなく、ジョギングもすぐに疲れて立ち止まってしまうようならばウォーキングでも構いません。無理のない範囲で継続できる運動を選択しましょう。