お酒の飲み過ぎは加齢黄斑変性症の原因になる?

黄斑変性症は生活習慣上の問題で発症率が高まる病気であり、日常生活に様々な危険因子が潜んでいます。そして注意してほしいのが過度の飲酒です。

 

お酒の飲み過ぎは黄斑変性症の複数の原因を引き寄せ、発症リスクをかなり高める結果となってしまいます。

 

黄斑変性症は黄斑部の神経細胞の変性ですが、この直接の原因となるのが血管劣化による神経細胞の酸欠・栄養不足や、酸化ストレスによる神経細胞へのダメージです。

 

そして過度の飲酒は血圧を上昇させて血管を劣化させたり傷つけたりしますし、体内で活性酸素が大量に発生して酸化ストレスを引き起こす原因にもなります。

 

酔っ払うと肝臓ではアルコールの分解およびその過程で出る有害物質アセトアルデヒドの解毒を行わなければならず、この両工程において大量の活性酸素が発生するため、黄斑部の神経細胞にもよくありませんし、それ以外の体中の細胞にとっても健康を損なう原因となります。

 

お酒の飲み過ぎは黄斑変性症に限らず様々な病気の原因となりますし、アルコール中毒自体がきわめて重大な疾患です。ですから目の健康にかかわらずお酒の飲み過ぎは避けるべきですし、既に黄斑変性症の兆候が見られたり発症したりしている場合は、お酒を断ちアルコールの害から目を守らなければなりません。

 

酒は百薬の長などという人もいますが、黄斑変性症を患っているならばお酒によるポジティブな面よりも血管や細胞へのダメージというネガティブな面の方が遙かに大きいことを認めなければなりません。